看護学生のゼミ講習に講師として参加させていただきました

2022年9月15日、城西国際大学 看護学部のゼミ講習会に日本ツアーナースセンターの看護師と弊社事務局が講師として参加させていただきました。
「ツアーナースの現状と課題」をテーマに先生と学生合計10名へツアーナースについてお話しさせていただき、学生の皆さまからの質問にもお答えをさせていただきました。

日本は今「超高齢社会」を迎えています。高齢になるにつれ思う様に身体が動かなくなり病院や介護施設にて生活される方が増えてきています。
そういった高齢者の方の生きがいやQOLを向上させることも看護職に求められていると学生の皆さまは思われ、高齢者の生きがいは何かと調べたところ「旅行」が上位に入っていることがわかりましたが、現実は中々1人では行けず家族や他の方に迷惑をかけたくないという想いから旅行を諦めることが多いのが現状です。
しかし、諦めず旅行できる社会を実現できるよう今回「ツアーナース」について着目し、参考資料があまり多くない中研究され、いくつか疑問に思ったことをまとめていただきました。

弊社は旅行だけに限らず「病院の転院支援」「結婚式の付き添い」などにも看護師を手配しています。
ゼミ講習会では、これまでのツアー実績や看護サマリ・診療情報提供書(名前は個人情報保護の観点より伏せている)、旅行の行程表を複数取り上げながらツアーナースについてご説明させていただきました。
また、ツアーに何度も帯同いただいている看護師より旅行時の様子や旅行に同行するまでの一連の流れ、今後の課題についてなど学生の皆さまよりいただいた質問をもとにお話しさせていただきました。
最後には弊社が旅行の際にご用意させていただいている「救護セット」の中も拝見いただき、約2時間のゼミ講習会は終わりました。

新型コロナウイルスの影響で外出や人数制限があり中々旅行に行くことができなかったが、観光庁より「全国旅行支援」が10月~12月に実施されるなど以前までの生活が徐々に戻ってきていることが実感できます。
私たち日本ツアーナースセンターは一人でも多くこの事業を知っていただき、今まで諦めていた旅行や結婚式に参加することを叶えていきたいと思っています。
また、今回のゼミ講習に来られた看護学生の皆さまが将来看護師となり、ツアーナースに帯同される日がくることを楽しみにしています。

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